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中国に住む少数民族の中でもさらに少数派の一族に生まれる。高学歴で地元の動物園の館長も務めたが、40歳目前に中国パンダ保護研究センターに転職。1頭の雌パンダによって運命を変えられた、飼育員のストーリー。
◆「喜妹」と出会うまで◆「喜妹」と過ごした日々◆「喜妹」との再会◆子どもを守ろうとする母パンダ
「喜妹」と出会うまで
韋華(ウェイ・ホワ)さんは広西チワン族自治区内にある羅城ムーラオ自治県出身。幼少より野生動物に親しみ、大学院で野生動物保護を学んで修士号を取得。
その手記によれば、初めてパンダを見たのは地元の桂林動物園だった。そこには1985年、四川省の臥龍自然保護区で竹の開花のために「救助」されたパンダの1頭、「美美」がいた。
ただ1969年生まれと推定された美美は当時すでに老年パンダであり、ずっと寝ていて、韋華さんは特に深い印象を受けなかったという。
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