※このメルマガを配信停止にするには、末尾の”Unsubscribe”をクリックしてください。
※特にパンダの登場する写真や動画のリンクは【動画】または【写真】と表記しています。
◆「団団」の現在の状況◆「団団」の今後の治療◆中国の専門家の動向◆パンダたちの所有権◆「円円」「円仔」「円宝」の将来
11月1日、中国パンダ保護研究センターの専門家2名が台湾に到着。その足で台北市立動物園に向かい、「団団」一家の様子を観察した。ただ団団はすでに寝ており、本格的な観察は翌11月2日早朝に行われる。
2人の専門家は呉虹林氏と魏明氏。前者は獣医師、後者は飼育管理部長である。特に魏明氏は2013年、円円の出産に立ち会う予定が間に合わず、出産直後に到着。生まれたばかりの「円仔」に哺乳した実績がある。
11月2日午後、同園で記者会見が行われた。出席したのは同園の報道官、動物グループ長、パンダ館長、獣医室主任、獣医室医師の5名。当初中国パンダ保護研究センターの2名も同席予定だったが、実際には同席しなかった(その理由は会見中で語られる)。
会見は1時間近くに及んだ。その内容は団団の現状から今後の見通し、中台関係、パンダたちの所有権、円仔たちの将来に至るまで多岐にわたる。質問者の思惑や利害、台北の置かれた特殊な状況がうかがえる場面もあり、非常に聴きごたえのある会見だったと思う。
以下ではそのうち主なやりとりをテーマ別に並べ替えた上で、その要旨のみを紹介する。
「団団」の現在の状況
Q, 団団の状態について、まだ座ってあるいは寝そべって食べているのか、脚の状態はどうか。
A, 状態はほぼ変わらない。今後は全体の生活の質が継続的に上がることを望む。
Q, 団団の状態はどのように観測するか。どのくらい横になっているのか(※質問者がマイクを使わなかったので聞こえず、回答から想定)。
Keep reading with a 7-day free trial
Subscribe to パンダ棚 The Giant-Panda Shelf to keep reading this post and get 7 days of free access to the full post archives.