OOUIの勉強会を、Onboardingというノーコードプロダクトを運営するSTANDS社で開催しました。
講義内容
題材
今回は、自動販売機と電子レンジを題材に、オブジェクト抽出とそれを用いたOOUIの設計訓練を行いました。
オブジェクト抽出
まずは、題材である自動販売機にはどんなオブジェクトがあるのかワークを行います。ワークにはFigJamを使用しました。
自動販売機のオブジェクトを出すのは難易度が低く、初学者の訓練に最適です。
モデリング
次のモデリング工程の訓練は、UIモデル作成、クラス図作成、ビュー設計、スクリーン設計の4段階に分けて行いました。
キット
会では、独自のOOUIキットを使用しました。このキットはFigma Communityにも公開されており、無料で誰でもダウンロードできます。
https://www.figma.com/community/file/1117702473933055841
現在は講義の中で説明やレクチャーとともに使用する前提のため最低限の内容になっています。ニーズがあれば、ファイル内ドキュメントを揃え、誰でも個人ワークできる形に改善したいですね。
その後
スキルは、インプットするだけでは習熟しません。インプットしたものを使ってアウトプットまで行って初めて身につき、習熟していきます。
その点、今回勉強会に参加した2名は見事にも身についたと言えるかもしれません。
実はOOUI勉強会は2回行われたのですが、1回目は上記のように自分が講師として、そしてなんと、2回目は1回目の受講者である2名によって開催されたのです。
参加者は、主要なエンジニア全員。このチームは勉強のみに丸一日を費やす日というのを設けている、高い好奇心と吸収力を持つチームです。
すばらしい取り組みですよね。
誰か一人がナレッジを独占していたり秀でているチームよりも、多くのメンバーが共有しているチームの方が戦略的に貴重かつ優秀ですから、すごいチームになるかもしれませんよ。
STANDS社はエンジニアもデザイナーも募集中ですので、そういったチームに興味があれば覗いてみてください。
(自分はフリーランスとして関わっていますが、STANDS社の人間ではありません。純粋におすすめです)